「凶」みくじの解釈・教訓

今年の「凶」みくじを以下の如く自分なりに解釈し教訓とした。

「満開の花がにわかに吹き来る風に散る如く不時の災難が起こり、段々不仕合せがつづくなり。万事身を慎みて時の来るを待つべし」

→思わぬハプニングは絶えず起こるもの。日々の小さなハプニングから常に学び、大きなハプニングに備えよ。ニーチェ曰く、死以外の全ての困難は成長の糧となる。

「我が身に余る大きな望みを樹てればいよいよ悪し」

→大きな目標は、突然叶うものではなく、日々の努力の賜物。叶わないことを嘆けば、より一層遠のくもの。大望は心の片隅に置いておき、その為に必要な自己投資と努力を惜しまず毎日しっかりと続けるべし。

「悦び事半吉なり」

→悦びは、ドーパミンを放出させ幸せを感じさせる一方、現実を見失わせることも多い。何事も一喜一憂せず、日々為すべきことに取り組むべし。その中にこそ真の悦びが隠されている。

「待人来らず」

→何事も待っているだけでは何も起こらない。自分から一歩踏み出す勇気と行動力を大切に。

「何事も進む時ではない」

→人生とは大海を船で進むが如く、望みに関係なく進んでいくもの。自分にできるのはそれをうまく調整し目的の方向へと導くことだけ。流れに反して無理に漕ぎ出したところでどうにかなるものではない。動かざるは山の如し、動じず日々正しい行動を心掛ける。

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