真面目に生きる(からし種)

「この世は暗闇。その中で2本の蝋燭が次々と目の前に示され、どちらかを吹き消して前へ進む。その選択肢は常にあなたにある。」コルベ神父

この世で真面目に生きることほど難しいことはない。「みんなやってるし」とか「まぁこんなもんだよ」とか絶えず外部からの影響を受け、知らず知らずのうちに自分の意図しない方向へと流されてしまう。されどそれも結局は自らの選んだ道。

人生を振り返ってみると、いかに多くの間違った選択をしてきただろうか。その殆どが惰性に起因し、外部からの影響による無意識の選択。

それは自分の中の原石を曇らせ、秘めた能力を発揮できなくする。天性は全てのひとにあるが、自分が選んで行動しない限りは埋もれたまま。冒険家は沸々と自分の中にある未知への探求のために命を惜しまない。周りからなんと言われようと勇気をもって意思を貫く。

個々の人生も同じ。正しい選択をする意思と決断そしてそれに基づく行動のみが正しい道へと導いてくれ、秘めた原石を掘り出し、真の自分を見出してくれる。

これは、ビジネスだろうが芸術だろうが何かを上達し成功するためには必須のマインドセット。日々恐れず意思を貫き目標に向かって少しずつでも複利的に成長する。それが重なれば幾何級的な成果に繋がる。

「神の国は、からし種のようなもの。蒔く前は、地上のどんな種よりも小さいが、蒔くと、成長してどんな野菜よりも大きくなり、鳥が巣を作れるほど大きな枝を張る」 マルコによる福音書、4章30~32節

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